朝6:41のバスに乗るということで6:00起床。前の日は結局遅くなってしまって、二人とも数時間しか寝ない状態でしたが、楽しみにしていた八重山行きのためなら早起きも苦にはなりません。

路線バス→高速バス→地下鉄と乗り継いで福岡空港へ。
係の人の態度にちょっと閉口、そして飛行機の出発は遅れて結局後の行程に響いてしまいました。ANAしっかりしてよ。でもそれ以外に特に問題はなく、空港から携帯で親に行ってきますコールをして、レンタカーの手配も携帯ですませ、準備万端で一路石垣へ。

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石垣について飛行機のドアが開くと暖かい空気が流れ込んできて、石垣に来たんだという気持ちはいやがおうにも高まります。タクシーの運ちゃんによれば今朝まで雨が降っていたらしいのですが、僕らが石垣につくころには雨はあがってて時々晴れ間も。神様に感謝です。

さて、石垣についたら休む間もなく離島桟橋から竹富島へ。時間を無駄にしないようにあらかじめ時刻表を調べてタイムスケジュール組んで臨んだのですが、時間を結構ぴったりに配分していたので、飛行機が遅れた分竹富島の滞在が縮んでしまいました。とても残念。

竹富島は、やや観光地化は進んでいるものの古い沖縄の町並みが残されていてなかなか美しいところでした。時期的なものもあるかもしれませんが蝶がすごく多くて、桟橋の反対側にあるビーチに行くために島をぶらぶらと横断しているだけで十種以上の蝶を目にしたんじゃないでしょうか。あれをひとつひとつ写真撮ったりして過ごせたらなあ。滞在時間正味1時間じゃぜんぜん足りなかったです。

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有名なコンドイビーチは、天気と風のせいもあってか、評判ほどには心動かされるものではありませんでした。でもエメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜がすこーーんと広がっている様は、抜けるような青空をバックにするとすごい風景になるんだろうなってのは想像に難くありません。天気の悪いのが非常に残念でなりません。竹富島には改めてまた行けたらと思います。竹富島に限らず他の離島にも行ってみたいですね。

さて竹富島から石垣に戻ってそのまままた離島桟橋から西表島へ。今日明日の宿泊は西表島です。港でレンタカー屋さんと落ち合いレンタカーで宿泊先のヒナイビーチへ。

ヒナイビーチは外見的には廃屋と勘違いされそうな建物で営業されてます。随分古くから営業されてるみたいです。でもここは料理が抜群に美味しくて、単純に名物料理を出すんではなく、こちらの素材を使って内地の人間の舌に合うものを作ってくれるんです。紅芋のポタージュとか紫色のスープが出てくるので一瞬びびりますが、味は普通のポタージュに近いです。ちなみにポテトサラダも紫だったりします。

以前泊まって以来ずっと気になっていたのですが、内地の人間が沖縄の離島に泊まりで行く場合飛行機と民宿をあわせるとどうしてもパックツアーのほうが割が良くて、これまで大体ホテルやちょっといい目のペンションを利用していました。今回は旅割が始まってそれがまたうまいこと取れたもので、航空運賃がかなり安くでき、こうして民宿に泊まれています。

さて、その美味しいご飯を食べたらホタルを見に行ってはどうかと宿のご主人のオススメがありました。これも以前一度連れて行ってもらってとても気になっていて、できればまた見に行きたいなと思っていたので、ご主人に場所を聞いてほくほくと出かけました。

見に行ったホタルはヤエヤマボタルといいます。ゲンジボタルなどに比べるとやや光は小さめで、きらきらと点滅しています。それが無数に木の枝にとまっている様は、さながら天然のイルミネーションです。今回宿で一緒になったカップルは石垣で結婚式を挙げてそのまま離島をハネムーンとして回っているそうで、彼らにとってはとてもいい思い出の1つになったんじゃないでしょうか。

帰りにスーパーでいくらかのおやつを買って、お風呂に入ってやっと一段落。いやいやほんと今日は疲れました。でも明日からももっと疲れると思います。こちらでは、楽しさを満喫するのに体力が必要です。ゆっくり寝て体を休めて、また明日からの楽しいことに備えたいと思います。

明日は、ピナイサーラの滝という沖縄県で最も落差のある滝を見に滝壷までカヌーで行くことになっています。もともと徒歩で行こうと考えていたのですが、宿のご主人に相談したところ大潮で、かつ昼間の方が潮位が低い時(干潮は一日2回あり、夜中の方が潮位が低いときもあるのです)の干潮時でないと歩ける時間が短くて大変だとのことでした。要は潮が引いたときに急いで行って戻ってこないといけないらしいのです。ってことで徒歩は今回は断念してカヌーとなりました。カヌーは初めて。ちょっと緊張します。