31日目

今日でどうやら常連さんも含め全員が宿を離れ、なんと今夜は宿泊客は僕一人だそう。

みんなそんな一斉に帰っちゃうなんてさみしいと話すと、連休が終わって次の日の平日で、1日休みをとって今日戻りというパターンだからかなり普通では?と言われ、言われてみればて確かにそりゃそうですね。カレンダーの感覚が麻痺ってしまってます。

さて、1便の方々を送り出してバイクで少し撮影に。

今日も天気が良くて、干潮のニシ浜はとても美しい。

特に東屋越しに撮ったニシ浜が僕的には過去最高に美しくて感動。

お昼ご飯のお弁当を買って戻ると、フェリーでお帰りの予定の方もお昼ご飯で、ご一緒しつつしばらくゆんたく

全員がいるところでは話せないであろう常連話がちらほら。

常連さんの多いゲストハウスに泊まるとみんなが一枚岩で仲良くて自分はそれから外れてると感じることが多いのですが、こうして一対一で話すとまた印象が違って、みんなそれぞれになにか考えてはいても調和や同調を大事にしているのかなあとか思ったりしました。

さてその方を送り出して、昼からはニシ浜のカメたちに会いに。

手前味噌ながら手前の浅瀬でカメがいそうなところの把握はだいたい済んでいて、それをいくつかチェックすると100%でカメに会えるようになりました。

この日もまずカメを探してしばらく撮影し、その後クマノミに移行。

Insta360は接写に弱く、アップで撮ってしまったものはすべてボケていたので、それに気をつけつつクマノミマンションや他にも見つけた孤立したイソギンチャクなどをいくつか回って撮影。

また結局2時間ほど泳いでしまって宿に戻ると、当たり前ながら無人。

撮って来た動画の整理をいつものようにゆんたくの用の机でやろうと思ったら今日は僕一人だからお客がゆんたく机を使う感覚が無いのか、地元の人たちが集まってゆんたくを始めてしまって僕は出れず。そこでお仲間に入れるほどメンタルは強くないもので。

ゆんたくは18時ごろまで続き、それまで部屋で動画整理をしつつ休んで、最後の夕日を見に。

出るのが少し遅かったので沈むときの焼けはバイクの上で見ることとなり、着いたらもう沈むちょっと前。

ところがぺー浜にハマシタン群落の入口側から入ったすぐのあたりでなんらかの撮影をしていて、揉めると面倒なのでそれから遠く離れたところに居場所を作ろうと砂浜をざくざくと遠くまで歩き、タイムラプスをセットしたころにはすでに太陽が沈んでいました…

最後の夕日がこれか…と打ちひしがれつつ、それでも後焼けするかもしれないと思い気長に待っていたら少し焼けて、薄明光線も出たのでそれらを楽しんで、まだ少し明るいけど空に色がなくなったあたりで戻りました。

その後タイムラプスセットと星撮影セットを持って外に出て、試行錯誤した末に今日は金網にセットして、一眼で星撮影を始めたら、めったに人が来ないと踏んでいる場所で女性二人組とすれ違いました。

彼女たちは小声で「わ、星撮ってるー」とか「通りまーす」とか言いながら通り過ぎてくれて、こういうのがあればすごくお互い気持ちいいのになあと昨日のことを思い出しつつ、こんなとこをこんな普通の観光客の方が通るのか、宿が近かったりするのかなーなんて考えて避けていたのですが、しばらくしてハッと、あの方たちに星ポトレのモデル頼めばいいのでは?と思いたち、彼女たちが向かった方に行ってみたのですが見つけられず。

でもまあ暗闇でおじさんが突然追いかけてきて声かけてくるとか、逆の立場なら若干ホラーだし、まあ、やらなくてよかったかも…なんて自分を慰めつつ、星撮影を一旦引き上げて戻って食事をとりました。

食事のあとしばらく休んで、月がのぼる頃にまた出かけてタイムラプス回収&撮影少しやって、戻って布団に寝転がったらそのまま寝落ちしていて、気づいたら翌朝の出発時間10分前になっていました。

ミスったー…。