2日目

本日は波照間島へ。

宿はGWにお世話になった西浜荘が問題なく取れて一安心。

11:50の便なのでゆっくりめに用意して、とりあえず石垣島へ移動。

波照間では流れ次第では夜ご飯は食べないであろうことを念頭に置いて、エンダーできっちりと腹ごしらえしておきました。

そして船は波照間に出港。

二度目の波照間で今回は一人旅。以前泊まったところとは言え、そのときは妻と二人で今回は一人。

少しビビってますが、でもまあ波照間行きたかったし、天気も良いし。

そう、この日はとても天気が良くて、全便予定通りの運行だったようです。

さて、今回波照間ではインスタで連絡をくれた女性の撮影をさせてもらうことになってます。

最初の先方からの打診にお返事したあと今朝まで連絡がなかったので、結局話自体流れてしまったと思っていたのですが、朝の便で行くとの連絡が入り、僕がつき次第合流することに。

ニシ浜の港側のテトラポッドで合流してまずはニシ浜を背景にテトラポッドと女子という定番の撮影をさせていただきました。お友達と一緒ということで合わせて3人の撮影です。

天気の良さ故にテトラポッドがすごく熱くなってる中、頑張って座っていただけて助かりました。

ひとしきり取り終えて彼女たちはこの後ニシ浜で泳ぐとのことだったのですが、ニシ浜での撮影もさせていただく話になりました。

そういう写真ってこれまで全く撮ったことがなかったのと、水着女子にドギマギしてしまって内心かなり困っていたんですが、見様見真似というかこれまで自分が見てきた中でよかったと思える写真をなんとなく思い出して、なんとか撮影終了。

個人的には彼女たちが自然に遊んでるところとか、もう少しポトレっぽいものとか撮りたかったのですが、彼女たちが日帰りでそれほど時間がないことと、この後彼女たちはガチで潜ってウミガメと戯れたいとのことと、あと僕も水に入らず行動するのがそろそろ限界だったので、撮影会はここで終了。

その後僕も宿に戻って泳ぐ準備を整えニシ浜に戻り、泳ぎだしてみました。

写真撮ってるときから思っていましたがこの日はほんとに天気がよくて、たぶん僕が体験した中ではベストコンディション。

泳ぎだしてしばらくしてふと振り向くと、そこにウミガメが居て、目があってむこうも「えっ?」って顔してました。

しばらくついて回って動画を撮らせていただいたのですが、今日はじめて使ったシュノーケルセットの調子がイマイチで、調整しようと顔を上げて再度潜ったときには亀は消えてました。残念。

その後宿に戻って一度ゆっくりと休憩です。

と、そう言えば今回の宿はGWと同じ宿であることは既に書きましたが、なんと案内された部屋はそのときと同じ部屋でした。

ただしコインクーラーが壊れていて、結局部屋は変わってしまうんですが、僕はよっぽどあの部屋に呼ばれてるんだなあと思いました笑

そしてそしてこれは夜になってわかるのですが、その日の宿泊客は僕だけだったようです。

この宿はどんなときでも空いてるという評判なのですが、別に悪いところはないと思うし、不便なところも値段相応だと思うんだけど、なんであまり人気無いんでしょう。公式サイトなどの情報が無いから、とっつきにくいのかな。

とは言えGWなどのときにはリピーターでいっぱいになるわけで、その常連さんたちはこの宿を愛してる感じで、なんか色々いいなあと思います。

閑散期(とは言え今は既に夏休みシーズですが)にはこうやって静かなのも魅力なのかもしれませんね。ゲストハウスなどに泊まることに慣れてて、そもそもの施設の古さと、虫を完全にはシャットアウトできないんだけど、きちんと掃除してあって本当は清潔、というニュアンスが理解できる方ならすごくおすすめです。

さて夕方。夕日でも見れないかなあとなんとなく昼間撮影したニシ浜脇のテトラに行ってみました。どうせ夕日とるだけだからと超広角と85mmだけ持って、ふらりと。

でも港の光景を見てそれを後悔することになりました。

港は、人が居なくてとても寂しくて、でも風景がとても美しくて、こんなに美しい風景なのになんでこれを見てる人が僕一人なんだろうと思ったし、かと行ってこれがインスタ映えスポットとして取り沙汰されるのは絶対やめてほしいし、寂しいからこその美しさなのかなとも思うし、一人でそこにずっと佇んでいると、いろんな感情が湧き出してきて、気づくとなんか泣いてました笑

そんな、景色見てるだけで気づくと泣いてるなんてそんなことある?と自分でも思うんだけど自分にそれが起こったことは事実で、とても驚きました。

そのまま日が完全に暮れるまでずっと、テトラの防波堤で空を眺めていました。

その後また宿に戻って今日の撮影の現像などやってるうちにいい時間になってきたので星を撮りに出かけました。

波照間の夜はとても暗くて、前回来たときは西浜荘は不夜城のようでとてもにぎやかだったし、島内に人がいることが伝わってくるくらいなんとなく島に活気があったんだけど、今日はもう本当に最果ての無人の島のようで、暗くて、でも色んな自然の音で静かではなく、そして、星はやっぱりとてもキレイでした。

道路の真ん中に寝転がったりしつつしばらく星を撮っていたら雲が少しずつ増えてきてしまって、予定より早めに退散。

その後現像したり、部屋ではネットが不通だから宿の前の道路に出て電波拾ったりしてたらもう真夜中。

この日はこれにて終了です。