やや遅めに起きて、特に急ぐこともないしゆったり身支度を整えて庭に出てみると他の宿泊客の方々が寛いでたのでそれに混じってしばらく談笑。
せっかくだから人が増える前に集落を撮ろうと思い、カメラだけ持って散歩に出て、集落をうろうろとしてみました。
意外に花が咲いていて、聴くとブーゲンビリアは今から三月くらいまでが満開で、そのあとハイビスカスが咲き始めるのだそう。
盛夏に来るよりもよほど綺麗に花に溢れた集落の道が撮影出来て、予想外に満足できました。








その後宿に戻ってもうしばらく談笑して、チェックアウトの時間が来たので荷物を廊下に出して、飛行機の時間まではまだまだあるので今回行ってなかった西桟橋やビーチをひとしきり巡りました。
海の色や植物の見た目は夏頃とそれ程変わらず。違うのは泳げないことくらいで、撮影する分には全く支障ない感じ。むしろ暑くない分だけこの時期の方が撮影には向いてるかもしれませんね。








例えばモデルさんを連れたポトレ撮影とかはこの時期がいいのかも知れません。
でも今回はモデルさん募集もせず、現地で声をかける気にはならず、同宿者に女性もいなくて、残念ながらポトレ撮影は無し。
でも今考えると前回までの旅が恵まれすぎでしたね。これまで意外にたくさんの八重山ポトレを撮影させてもらってて、どれもとても楽しかった。
今回の旅で、一昨年から始まった竹富島にまつわる一連の流れみたいなものが一旦終了のような気がしてややセンチメンタルな感情に支配されています。
でも偶然なのかストーリーを見てくれてなのかわからないけど、この二泊三日の旅の最中に八重山つながりの方々から次々と連絡が入り、いくつか約束が決まりました。
終わりかと思えば意外とそうでもなく、と思いきやすでに事切れた縁もいくつかちゃんとあって、今続いている縁も終わるのはこれからかもしれないとか。
物事には始まりも終わりも明確なものはなく、また、関連はするものの必ずしも同期するわけでもなく、モザイク状に入り組んで存在するのかも知れないです。もしくは、始まったとして、始まったものはいつか終わるとか。
でも、何か行動するごとにインスタのストーリーを延々と上げ続けていたら、予想外の人から反応をもらえてなんだか嬉しかったり、かと思えばここのところの縁で一番仲良くなったと感じていた方がどうやらストーリーを一度も見ていないことに気づいてちょっと凹んだり。
自分の思いと人の思いの重さは常に一致しなくて、大きな開きがあるとき大抵は自分の方が重いから、我ながらめんどくさいといつも思います。
八重山ブログなのに心情の吐露に寄り過ぎました。すみません。
さてひとしきり巡って宿に戻ると皆さん出発されてて宿は無人に。
せっかくなので無人の庭を写真に撮って、ここであの人たちと話したの楽しかったとか、昨年10月はこの木漏れ日の下でお客さんを待つのがとても幸せだったなとかしばらくそういう思いに浸ったのち、気を取り直して僕も出発です。

ここからは特筆すべきこともなく、いつも通り石垣に戻ってマリヤシェイクを飲んでからエンダーで腹ごしらえした後、カリー観光で空港へ。
空港についてみるとピーチが機体の到着遅れで出発が遅れるとのことで、成田の到着時間を考えるとこれ、家にたどり着けるかのギリギリのラインに。
そんな不安を抱えて現在はまだ空の上でこれを書いています。
さてここからは着陸後の電車で書いてます。
案の定着陸も連絡バスも遅れに遅れて、都内に向かうための最終電車に乗るには降りた瞬間から第二ターミナルに向け走らなければならないくらいのギリギリでした。
僕は、手荷物受け取り場所についた瞬間に自分の手荷物が目の前を流れていくという奇跡が起きて、ギリギリ各駅でも間に合うかも?くらいに駅につけたのですが、日和ってスカイライナーのチケットを買いました。こっちのほうが最終が20分ほど遅くて、都内に着くのはちょっと早いって感じだったので。
でも運悪く荷物が遅く出てきた方は全力疾走か、または遅れた方いたと思います。歳とると走るのはつらいですよね笑
でも飛行機を降りた方の殆どが荷物を拾って走り始めて、大勢でマラソンみたいになったのは一体感あってすごかった。面白かったです。
なにはともあれ、今回の弾丸の旅も無事終われそう。今日のうちに家までたどり着けそうです。
次はたぶんGWですかね。
それまで、しばらくは真面目に働いてお金を稼ごうとおもいます。