本日も朝から豪雨。

明日はもう波照間を離れる日だし、しょうがないので雨でも泳ぐかということで午前中にひと泳ぎしてウミガメにご挨拶。

そして戻って昼食をとって一休みしていると、突然雨が上がって晴れ間が覗く展開に。

写真を撮ろうと慌てて出かけて、近場を回っているとそろそろ干潮の時間。

干潮だとカメが少し沖側に下がるので少し水深のあるあたりの砂地で見つけやすくなるみたいで、なんとかそれを撮りたいなと思いつつこれまで目撃さえ出来ておらず、今回こそということで今日は満潮干潮の2回泳ぐ予定にしていました。

水着に着替えて海に入ると、すぐのところに大きな個体がいてみんなで取り囲んでる状況。

それを通り過ぎて岩盤が切れて少し深くなるあたりに辿り着き、今日はそこを横に見ていく作戦を考えていました。

ここまで一人で来るのは本当は危ないし、実際怖いんだよなーなんて考えながら泳ぎ出した矢先、目の前にゆらりとウミガメが現れました。

怖いとか色々吹っ飛んで、ゆったりと空を飛ぶように泳ぐウミガメを夢中で撮り続けました。

彼がどう考えているかわからないのですが、僕を気にするでもなく悠然とゆっくり泳いでくれたので遠慮なく満足いくまで撮影させてもらって、やがてゆっくりとまた沖に消えていく彼を見送りました。

海から上がり、色々と整えていると今夜の予定の時間に。

実は馴染みのヘルパーさんが島を離れることになったということで、今夜はそのヘルパーさんを囲んでの食事会でした。

僕らはその宿の歴史からいうとニワカに等しく、覚えてもらっただけでも光栄なのに、その末席に加えてもらうなんて嬉しく、喜んで参加させてもらって色んな話で盛り上がっていたら、突然ケーキが運ばれてきました。

え?なになに?とみんなが混乱していると、最近入籍した常連さんご夫婦へのお祝いをサプライズで用意していたとヘルパーさんから説明が。

島を離れるヘルパーさんへ長年の感謝を込めて壮行会的な意味合いだとみんなが思っている中、しっかりこういうのを仕込んでくるヘルパーさん、さすがです。

お二人は涙ぐんでいて、なんか素敵な場面に立ち会えて僕もこっそりもらい泣きしつつ、ケーキにナイフを入れる様を動画に撮っていたら、なんと僕らにも結婚25周年(※結婚して25年以上は経っているらしいと聞いたそうです)のお祝いとして、最近手に入りにくい泡波をいただきました。

いやもうこのヘルパーさんすごすぎです。

このヘルパーさんが島を離れてしまうのはとても残念だし、正直困るので皆がそれを言うと、実際意外と早く島に戻るような気がする、とのことで、ではまた波照間で会いましょうということで本日はお開きとなりました。

さてこの日、昼間の晴れの勢いで夜もどうやら星が出ていて、飲み会終わりに撮りに出てみたもののピークは過ぎ、だんだんと雲も増えてきて結局あまりよい写真は撮れず。

明日は石垣島に移動するので、今回は星の写真は諦めて、次回に期待して就寝です。