21日目

とうとう折り返し。

とは言えあと20日もある。

なーんて思っていたのですがこのあとの予定を改めて見てみたら、月の出没時間の関係で夜に星を撮れない日が続き、またちょうどいいあたりで石垣を知り合いが訪ねてくるのでその案内もあり、有効に使える時間は実はあとわずかだということがわかりました。

早いものです。

ということで西表に行く計画をたて、いつものゲストハウスといつものレンタカー屋さんに予約を入れて、3泊4日でいけることになりました。

星は完全に悪くてちゃんと撮れるのはたぶん全部合わせても数時間ですが、昼間を頑張ることにしようと思います。

さて今日も基本的にはダラダラデーでした。

昼過ぎにお買い物に出かけて、夕方は一本マングローブへ。

今日も大盛況…というかこれ、もう人が多くて収集つかなくなってきてる感じです。

以前は写真好きが集まる場所でしたが、それがインスタなどで広く広がると今度は映え目的の若い人たちが来るようになって、そしてとうとう観光地として夕日の名所扱いとなり、たぶん一回も興味を持ったこと無い人とかまで来ているような気がします。

夕日が沈んだら即帰る人がほとんどなので、誰かから教えてもらって、単に夕日を見る場所としての新しい名所になった感じ。

来る人の間で優劣とか、優先順位のようなものはもちろん無いけれど、でもちょっと残念なことになってきたなあと思ってしまいます。

そういう感じで来てる人たちのマナーは悪いことが多いので、正直今の夕方のあの辺りがそのせいでごたごたしています。富士山の撮影場所として有名になって衝立で遮られるようになったローソンとか、少しマニアックになりますが与那国のダンヌ浜のトイレとか、そういうことにもうそろそろなりそうな気配。

一本ヒルギ自体がよい被写体になるのはもちろんなのですが、湾の奥まったところにあって凪やすいとか、堤防の正面が真西にあたるので夕日が落ちる場所の正面になりやすいとか、写真撮影の上でかなりよい場所なので、できれば今後も解放された場所であってほしいなあと思います。

とは言えそもそもそこがそういう場所として拡散してしまったのは写真好きの界隈がインスタでの評価を得るためにいい写真を撮ろうと頑張っちゃった結果なわけで、功罪はあるのだと思うので、なんかこう、インスタの文化自体がもうちょっと改善されるされるべきなのかもしれませんね。

さて前置きが長くなりましたが一本マングローブはそんなこんなで混雑タイムには近寄りたくない場所になっているので、少し先にある親水護岸が施されている駐車場で過ごすことが増えました。

とは言え同じような発想で次点としてここを選ぶ方が多いらしく、最近はここもすぐ満員になるので、少し早めに行かないと車が停められなくなるレベルになってきています。

厄介なのは満員なのに駐車スペース以外の空間に停めまくって、最初に来て用意された駐車スペースに停めてる人が、後から来た人が帰らないと動けなかったりするんですよね。なんかもう、大変です。

でも沈んでしまえばあっという間に人はいなくなるので、頃合いを見計らって一本マングローブに移動して、夕日の残滓と見え始めた星を撮ったりしました。

でも今は明るい月が夜中過ぎまで沈まないので、星を撮るには不適な時期です。

だからなのか一本マングローブのところも早々に人はいなくなり、これまたスターラプスいけるんじゃないの?ってことで茂みにセットしてきました。

明日の朝、ちゃんと回収できることを祈ります。

と、いうことで本日はこの辺で。