六日目

朝早かったので他の方を起こさないように静かに宿を出て、予定通りに空港に向かいました。

空港では、とある方が予想外に見送りに来てくれていて、今回ご飯を食べる約束をしていたんだけどなんだかんだで流れてて会えなかったのでわざわざ来てくれたとのこと。ありがたい。

チェックインの時間までその方としばらくおしゃべりして、その後はもうなんの変哲もない帰途につきました。

今回はほんとなんの計画もたてず、何もしないつもりで来たけれど、結果ある程度の濃さとなってそれはそれで面白かった。

時勢はこんなで、8月にも予定だけはしてるけどどうなるかわからない中、今回の旅を無事に楽しく終えられたことは神様に感謝すべきだなと思います。

8月頃に今の現状が変わっているとは思えないけど、でもたぶん僕は、緊急事態宣言等で明示的に渡航が禁じられた状況であるとか、自分が自覚症状をもって発症していたりだとかでない限りは旅を決行すると思います。

今自粛することは逆に現地のことを考えきれていないと僕は思っています。ちゃんと、移さない、移されない予防を個人でできる範囲は万全にして、現地でお金を落とすことがたぶん今の観光地に必要なことなのではないかと思います。

それでもし誰かが感染してしまう事態が起こったとしてもそれはもともと想定しうる事態の一貫として受け止めるべきであって、そのすべての可能性を潰すために皆が閉じこもることは僕は最善の策とは思えていません。

もちろん、やりたいように野放図になんでもやるみたいなことを想定してるわけではないです。基本の3密、そして会食や至近距離での会話などを極力避ければ、旅自体はそれほどのリスクでないことは有識者からも明らかにされている事実です。

コロナは終息を目指すものではなく、共存しつつ、ある程度の収束を目指すものだと解釈しています。

一人ひとりが自覚をもって行動することで、バランスをとりつつ結果抑えていく世の中にすべきです。

特効薬やワクチンが開発されることを期待しつつ、自分にできること、やるべきことをちゃんとやっていけたらと思います。