1日目
成田発宮古行きのジェットスターは早くて、僕の住んでる練馬からだと4時起きで出発です。
でも成田行きのルートには慣れてきて、起きられさえすれば問題なく空港までたどり着けるようになりました。
空港に着いてジェットスターの窓口に向かうと、荷物預け入れが機械式になっていました。先月ピーチを利用した時には手作業による受付だったんですが、これは全LCCがそうなるのかな、そうだったら嬉しい。
今回北海道の友人と宮古で合流することになってたんですが北海道からだと成田乗り継ぎらしく、結果往復とも同じ便になって成田で落ち合うこととなりました。
以前同じゲストハウスに泊まった縁で仲良くなって、もう三年越しで同じ時期に旅をご一緒する仲になりました。
その彼から、ピーチが来月から第一ターミナルに移るとの情報が。せっかく第三ターミナルの流れに慣れてきたのに、なんてこと。
ゴールデンウィークをキャンセルした時のピーチポイントがまだ残ってて、来月以降、春までにどこかでピーチに乗らなければならないので、この情報聞いててよかった。
さて搭乗してみると平日にも関わらず機内はほぼ満員で、GOTOトラベル事業の後押しもあってかコロナで落ちた客足も戻ってきた感あります。でも便が少ないとかそういうのもあるのかな。
特に問題なく離陸して、現在は空の上。
LCCは機内にWi-Fiがないのがネックですね。3時間ほど退屈に過ごします。
そして下地島空港への着陸態勢へ。
着陸前の上空からは八重干瀬も見えて、気分も高まります。
無事に着陸して荷物を受け取ったあと友人と合流し、まずはレンタカー受け取りへ。
その後A&Wで腹ごしらえしつつ近況や、今回の旅の計画を練って一旦解散。
友人は今回バイクで宮古を回りたいらしいので基本は別行動の予定です。
今回は滞在予定中ずっと天気予報があまりよくなく、明日からはおそらくずっと曇りか雨なので、今日のうちにできれば少しでも撮っておくべく、なにはともあれ僕はすぐに17ENDへ。
途中渡口の浜に寄ってみたのですが、晴れたり曇ったりでなかなか美しいビーチにはならず。

そして17END
ちょうど干潮の時間ではあったのですが時期が悪くてあまり引いておらず、遠浅感が微妙でした。写真として前回に及ばない感じです。




それでもそれなりに写真撮ってると女装家の3人組の方が通りかかり、3人共スタイルが抜群によくてお声がけするか迷ったのですが、結局声をかけきれず。
漏れ聞こえてくる会話から察するに写真を撮られるのはむしろウェルカムっぽかったのですが、勇気が出ず…後悔しています。
友人も遅れて到着し、「これで一番引いてる感じですか?」とややがっかり顔。
でも自然相手ではもうどうしようもないので、適当なところで切り上げて宿に向かうことにしました。
今回の宿は友人が別の友人からおすすめされた小さなペンションよりの民宿です。
ご夫婦で経営されており、アットホームな雰囲気が売りで市街地からは少し外れたところにあります。
到着してひとしきり宿の方とお話していたら程なく友人も到着。
チェックインしたら、ご飯(今回はご飯つきでした)の時間を宿の方と相談してまた出かけようという話になっていたのですが、後述しますが宿のシステム的にご飯の時間は気軽に変えられるものではなかったようで、結局近所のビーチに散歩に出かけることに。
天気はすでに崩れていて出かけるときは空は一面の雲だったのですが、ビーチについてしばらく過ごしていると段々と雲に隙間ができ始め、夕日はその間に沈んでしまったもののマジックアワーで爆焼けし、結果としてこの旅で一番の夕焼け空の写真を撮ることができ、とても満足しました。

宿に戻ると食事がそろそろ出来そうとのことで、シャワーを済ませて食事となりました。
この宿の食事は、宿泊者全員でひとつのテーブルを囲んで大皿料理からシェアして食べる仕組みでした。出来たてをみんなで共有するため、食事の時間は全員が開始時間に合わせて着席する必要があります。食事の時間をずらすには他の宿泊者の同意が必要なため、夕焼けのために遠出することを断念した次第です。
地元の食材の説明なども受けながらゆったりと食事をすませ、食後は手作りのお菓子が振る舞われてゆんたくタイムです。奥さん(旦那さんも?)が料理が得意のようで、手作りの料理やお菓子には常に一工夫されていて感心します。
結果として食事以降は宿の方々とがっつり過ごす形になるので、この辺好き嫌いあるところかもしれないという感じはしました。
でもそもそもそれを求める人が集う宿なのだろうと思います。この宿は予約サイトに一切出稿せず、自前のサイトからのメール予約のみで成り立っていることや、この宿での過ごし方をサイトにもしっかりと書いてあることからそれが伺えます。
逆にそれを求めて繰り返しリピーターが訪れていることを考えると、愛されている宿、そしてご夫婦なんだなと思います。
設備のクオリティはとても高く、宿代自体も、シュノーケルセットなどのレンタル品も格安で、コストパフォーマンスも高めです。
難を言うとすれば食事の時間を気軽にずらせないことと、宮古の市街地からある程度離れてるので宮古を広く見て回ろうと思ったら移動時間がネックになりそうなことでしょうか。
人と厚めに関わることが嫌いでなければ、とてもよい宿だと思いました。
さて、そんなこんなでゆんたくは深夜まで及び、明日も天気悪そうだね、と言いながら本日は就寝です。
そうそう、全体的に荒れた天気で今回は八重干瀬を諦めかけていたのですが、同宿者の方が普段利用しているシュノーケリングサービスが行くと言ってるけどよかったら一緒に行く?と言ってもらい、渡りに船とばかりにお願いして確認してもらったら結局そのショップさんも明日は無理だというお話に。
もし明後日行けそうだったら連絡しますという話で、希望を残しつつの就寝となりました。