コロナが一段落(と公的機関が認識)して、仕事もなんとか時間が空けられそうになったので、さくっと行ってくることに決めたのが先週。

その少し前から東京の感染者はまた増え始めて、出発日頃には緊急事態宣言が出た頃くらいの感染者数になっていました。

新型コロナと旅行の是非についてはいろんな意見があると思うし、僕自身も色々考えたけどその末に行くことを決めました。ちゃんと、自分がもらうリスクと自分が人に移すかもしれないリスクを軽減する細々とした努力を保ちつつ、観光地にお金を落とすのは現状大事なことだと判断しました。

もちろん状況は刻々と変わるし、実際僕が移動した日に感染者数は最大値を記録したりもして、現地でも本当に来てよかったのか、自分は本当に感染していないのか?なんてことを考えました。

この件に関してはたぶん誰もが損しない最高の解は存在しないと思います。どう話したってポジショントークは避けられないし。なので、このときの気持ちとして記録する意味でここまでは記して、これ以降は旅行の顛末を記録するのみとしたいと思います。


さて、早朝に家を出て無事成田にはついたものの、搭乗予定のピーチがシステムトラブルとのことで搭乗手続きができませんでした。結局それはチェックインの時間を大幅に過ぎても改善せず、スタッフたちはプリントアウトした乗客リストと予約客の予約番号を目視と手作業で整合を取り、荷物には手書きのタグをつけて対応することに。

当然それは膨大な作業となるため飛行機は結局2時間近く遅れて離陸し、飛行で少し時間を縮めて、ついたときには1時間半ほどの遅れとなっていました。

この日、現地の友人とランチの約束をしていたのですが遅延によりそちらはキャンセル。

仕方ないので一人で軽く食事をして宿泊予定の竹富島へ移動。

離島ターミナルから離島に行く際には検温とマスク着用のチェックがあり、それを守らないと乗せてもらえないそうです。そういえば空港でも到着ゲートのところにサーモグラフィーが設置されていて検温されてからの入島でした。こういうの大事ですね。

さて、竹富島について見るとほとんどがこれまで通りで、乗客の数も思ったよりも多かったし、乗り合いバスも普通に動いていました。

でもやっぱり訪れる人の絶対数は減っているし、大荷物を抱えた人の割合も全然違うので、宿泊者は大きく減っているんだろうと思います。

バスで馴染みの宿に移動してチェックイン。

馴染みとは言っても今回からスタッフが別の方に変わっているので、前回までとは少し違うものになる可能性はあるなと思いつつ。

とは言えスタッフと客という立場はお互い守るべきものとして常に存在するし、変わるとすれば僕がスタッフと仲よくなってそれに甘えていた部分がなくなるだけの話で、結果として新しいスタッフはとてもしっかりと接客してくれて、なんの問題もなく、また竹富島を楽しめる状況に至りました。

ふらっとでかけてビーチに行って、猫の安否を確認したり。

ビーチ、集落と移動しながらある程度の写真を撮って宿に戻りました。

本日の宿泊客は僕ともうひとり女性がいて、ふたりとも頻繁なリピーターで普通の客でもないということで、夜ご飯はスタッフ間でやる予定だったバーベキューに招かれご相伴に預かりました。

ここで始めて宿の持ち主の方と対面。

この宿のスタッフをしたことがあるのは以前に書きましたが、そのとき持ち主の方は国外に滞在されていて結局一度も会ったことはありませんでした。でもスタッフをやったということは持ち主だから当然知っていて、お互いに話は聞いているけど初対面のご挨拶。

色々と話だけは聞いていたけど、実際会ってみて色々と話をして、案外仲良くなれたような気がしました。

この日の活動はここまで。

でもとにかく暑すぎて、夜なのに軽く熱中症になってしまったみたいで具合の悪さを抱えつつなんとか就寝しました。