7日目

今日は急遽決まった波照間を離れる日。

起きたら明るくなっていて、どうやら寝坊したようです。

外に出てみるとすこぶる天気が良くて、居の朝焼けは最高だったろうなと思うとまた凹んで。

とりあえずスターラプスを回収に行ったらとてもよく撮れていて、扱い方がやっと掴めてきたところで撤退とはとても残念。

今日から泊めてくれる友人へのお土産と思い泡波を買いに行くと、ピンポイントで9/20はお休みしますとのこと。そんなことある…?

食材を片付けるべく最後の冷凍ご飯を食べて、帰る準備をして、だいたい終わったのであとは船の時間までなにしよう。

あてもないので、とりあえずカメラを持って出かけてみることにしました。

なんとなく足はニシ浜へ。

みんな何事もないかのように楽しそうに遊んでいて、こんななか俺は2便で帰るの?ほんとはあと4泊するはずだったのに?なんて思いながらとりあえずちょこちょこと撮影。

宿に戻るとみんないなくて、なんかみんなこれ帰らないんじゃない?という雰囲気。なんかもう疑心暗鬼。

せっかくの長期休みだし前向きに楽しみたいんだけど、ネガティブな要素が強すぎて今はちょっと無理だな。

お昼ごはんを食べにあやふふぁみに。

後ろの席の人が波照間常連らしく、明日の一便までは出るし、早ければ次は24日には船が出るから、台風自体が大丈夫だったら島に残るって選択はなしじゃない、と話している。

今回くらいだとリーフを出なければニシ浜は普通に泳げるし、もし海が荒れてもサンゴの浜に行ってサンゴの隙間を水が通り抜ける音を聞くとか、楽しめる方法はいくらもあるって。

俺もそう思ってるんだけど、宿の人が帰ってくれって顔してる以上無理してここには残れない。

そして他の部屋の人は帰る気配が全然ないんだけど、これどうなってんの?

俺だけが素人扱いでさっさと追い返されそうになってんの?

なんかもう、色々と嫌だな。

竹富の定宿のスタッフが以前やってた方が戻ってきてて、今回は友人の家に泊まるけど島で会うこともあるだろうからと思い一応メッセージを送っておいたら既読もつかなくて、送ってから経った時間的にこれミュートか未読無視なわけで。

なんかもう色々と嫌なことばっかりだ。

とても残念な旅になってしまった。

もう帰りたいな。

ほどなく時間となり二便に乗って石垣へ到着

食料の買い出しにサンエーに行ってみようと思いましたが徒歩だと微妙に遠い。

ってことで路線バスで市内の移動に初挑戦。

調べてみると行きは結構複数の路線が走っているけど、帰りは少なめで、1時間に二本しか無い時間帯もあるっぽい。

でもまあものは試しで行ってみました。

サンエーが新しくなってからは初で、品揃えの良さに驚き、またお惣菜の種類と量に圧倒されました。

波照間を追い出されるように出て少し塞いでた気持ちが、ふっと楽になって、とりあえず今日は竹富に行くけれど、24日からの石垣暮らしがちょっと楽しみになりました。

さて竹富についたら友人が迎えに来てくれていて、友人宅にチェックインして少し話して、彼は宿の仕事に戻り僕はしばらく休んだあと夕日を見に西桟橋へ。

風情も相まってか、やはり西桟橋の夕日はいいよなあという気持ちの一方で、すっかり観光地化が進みすぎてパリピめいた人たちが騒いでたり、撮り鉄のような星撮り野郎たちがいたりと少し変な感じ。

とりあえずタイムラプスは撮って、かえってご飯を作って食べて一休み。

友人宅は実は調理道具があまりなくて、炊飯器もなかったのでメスティンと呼ばれるキャンプ道具でお米を炊くことに。

幸い初めてにしてはおいしく炊けました。いい体験。

フライパンも宿の方から持ってきてくれたので、なんとか適当なおかずを作って食べることができました。

さて一休みして、友人が一緒に星を撮りたいというのでお出かけ。

トゥクトゥクと天の川を撮りたいとのことで、ああでもないこうでもないと試行錯誤。

その後友人は引き上げて、僕は残って写真撮りながら友人宅に戻り、シャワーを浴びて就寝です。