6日目
本日は移動日兼休憩日。妻と話して、何もしない日とすることにしました。
ホテルを適当にチェックアウトして、ぶらぶらしながら大原港を目指そうということで出発です。
昨日行きそこねたランチハウスたまごがもう開いてるようだったのでいそいそと行ってみたら昔と変わらない店構えで営業されていました。
妻はエビフライカレー、僕はチキンカツガーリック風味を注文して舌鼓。
ここほんとに美味しいんです。普通に東京の近所の定食屋としてこういうのあったらなあと思います。
この日のメニューも最高だったので、そのあとしばらく無駄にご機嫌だったりしました。西表に行ったときにはやはり必ずいかなければ。
その後レンタカーの時間がまだまだあったので、北西側の道の終わりである白浜港に行ってみることにしました。
白浜港付近にはりっぱな小学校があって、ちゃんと集落していました。

さてじゃあ次はどうしようかと相談して、ここから南を目指して南風見田まで行って、西表の道路を端から端まで走破した動画を撮ろうということになりました。今回GoPro持ってきてるし、正しい使い方なのではないかと。
そうして南を目指して走りだし、しばらく行くと上原の集落のあたりでヒッチハイクの三人組に出会いました。
悪い人たちではなさそうだったので止まって目的地を聞くとピナイサーラの滝とのこと。ピナイサーラに近い湾のところでいいですか?と聞くと全然いいですとのことで、お送りすることに。
いきさつを聞くと、星砂のキャンプ場に泊まってるんだけどGWでレンタル自転車が全部出払っていて移動手段がなく、仕方なく歩いて向かおうとして心折れて、ヒッチハイクしてたけど、何台もから無視されてさらに心折れそうになっていたところとのことでした。

無事に船浦の海上道路のたもとに彼らをおろし、僕らはふたたび道路走破の続きに戻り、途中いい感じのところを見つけたら写真を撮りつつ進んでいたら、ふと見慣れない帽子が後部座席に乗っていることに気づきました。
どうやら彼らの一人が帽子を忘れていったらしく、そんなに高いものでもなさそうでしたが僕らが持っててもしょうがないし、邪魔だからと捨てるのもなんだか悪いし、なにより当面の帽子に困るだろうということで、届けて上げることにしました。
まずは彼らと別れた海上道路のたもとへ行ってみましたが、少し時間が経っていて、かつすでに潮が満ちていて、ここにいるとは思えませんでした。しょうがないので彼らの宿泊先である星砂キャンプ場まで行ってみましたが見つけることができなかったので星砂キャンプ場の管理の方に帽子を預けて、僕らはまた大原方面へ。帽子は無事に彼らのもとに届いたかなあ。
このハプニングで時間が足りなくなってしまって結局南風見田にはいけず、西表島の道路縦断は果たせませんでしたが、ヒッチハイク含めハプニングとしてなかなかのいい思い出になりました。

レンタカーを返して港でしばらくくつろいで、石垣島へ帰りまして、本日のお宿へイン。
さて明日はいよいよ波照間なのですが、天気がどうも思わしくありません。波照間行きのフェリーは一日3便ありまして、僕らは第2便を予約していたのですが、事前の予想ではどうやらそれが欠航しそうとのこと。そこで急遽予約を1便に変更して明日を待ちます。
1便と3便は大きな船で欠航はし辛いとのことでとりあえず一安心です。
夜ご飯はエンダーで済ませて、明日に備えます。