今日からダイビングライセンス取得講習です。

いつもスキンダイビングをお願いするときに竹富でピックアップしてくれるショップさんにお願いしたのですが、ライセンス取得の場合はできれば石垣発着でお願いしたいとのことで、始発で石垣に向かい、今夜は石垣に宿泊の予定です。

船につくとすでに他のお客さんがいらして、シュノーケリングの男性お一人、女性お一人。後にわかったのですが、このお二人は別ショップの方のお客さんで、この日は船をシェアして共同運行的な感じだったらしいです。

それに加えて僕が申し込んだ方のショップで体験ダイビング+シュノーケリングのカップルが一組と僕でお客さんは総勢5人。

そしてスタッフがあわせてお二人。

さて、まずは体験ダイビングと一緒に最初の1ダイブ。

水に慣れる意味もあってか内容的にはほぼ体験ダイビングで、違うのは僕は機材の準備を自分でやることと、潜ってるときに動きを意識する感じ。

こちらは特に問題なく終了。

次は浜島へ。

他の皆さんは浜島上陸でしばらく遊んで、その間に僕は機材の水中着脱や、壊れた機材があった場合の対処などの講習を受けました。

浜島終わりで別サービスからの合流だった男性お一人、女性お一人が離脱。

食事をとって、次のダイブに向かいます。

2ダイブ目は、自分のお客さんが半日コースで帰られて体が空いた別ショップのスタッフが体験ダイビングを担当し、ここからはマンツーマンとなりました。

ここからが本番ということで、まずは潜るところから。

書き忘れてましたが一本目は階段からゆっくりと入水し、潜るときもインストラクターがついて水中におろしてくれる感じでした。

この二本目からは、まずバックロールエントリー(船の縁などから後ろ向きに水に落ちるように入水する方法)で水に入り、さっき教えた要領で潜行してみてくださいとのことなので、やってみたところなかなか思い通りには沈まない。

どうやら吐いたつもりでも空気が肺に残っていて沈まないという状況だったよう。

自分でここが限界と思うレベルよりもさらにもっと息を吐いて、BCD(浮き袋機能のあるダイビング用のジャケット)の空気もきちんと抜いてまずは沈むことを優先し、沈み始めたら調節しながら呼吸を始める、ということみたいだけど、それがなかなか難しくて、その後も潜行は僕の課題となり続けました。

一旦沈んでしまえばあとは中性浮力を意識して動き回るわけですが、中性浮力を無意識でできるところまでいけば一人前。

この日の終わりまでになんとかそれっぽい雰囲気で動けるようにはなってきましたが、例えば別のことを考えて意識がそっちに行ったときに呼吸をつい止めてしまって、肺の状態によっては浮いたり沈んだりしがちです。

中性浮力を無意識で調整できるようになるまで僕はまだまだかかりそうな感じです。

そして3本目、いくつかのスキル講習を受けてその後少し水中を移動し、最後は浮上。

浮上は今現在はまだ数メートル程度のところでやっているのでうっかりすぐに上がってしまっても大事には至りませんが、この先もっと深く潜るようになったとき、適度な速度で上がることや、適切に途中で必要な待機を行うことなどが非常に重要で、水面が近くなると浮力も増して浮上が加速するので、そのコントロールは初めてだととても難しい。

総じて僕の課題というかとても重要で難しいと感じたのは浮力のコントロールだと思いました。

これ二日間でできるようになるのか…

とりあえず本日の海洋実習はここまでで、夜は学科です。

一度宿泊先にチェックインして、少し休憩の後ショップに移動して学科の講習と、終わりに試験。

時間が全然足りてないのでいざ試験の設問を見ると半分くらいは初めて聴くことだったりして、大丈夫かこれと思ったりもしますが、運転免許と同じで日本語的な判断である程度正解が予想できるものもあって点数的にはなんとか確保でき、試験には合格。無事学科終了です。

でもこれ、知らなければいけないことを網羅できているわけではないので、次に潜る機会の前までにもらったテキストを熟読しておくべきだなと感じました。ちゃんとやんないと。

世間のダイバーたちはこの辺を全部スムーズにクリアしているんだろうか。

普通にクリアできているのだとすると、自分の理解度習熟度を考えると、僕はどちらかというと落ちこぼれ感あるんだけど、大丈夫か、これ。

でもとりあえずは、1日目の海洋実習と学科講習、試験が終了です。

明日は海洋実習2日目。

がんばらねば。