朝起きると既に8:30、9:00には家を出ようと奥さんと話していたんだけど、もうバタバタ。いや、奥さんは既に準備を始めていたんだけれど。

急いでシャワーを浴びて家を出たときにはもう9時を回っていました。いつもいつもいつもこうなんです。奥さんごめんなさい。

バスで、一番近い地下鉄の駅へ向かい地下鉄で一路福岡空港へ、無事にチェックインを済ませて荷物も預け、そのまま市街地にとんぼ返り。実は今回の西表行にあたり、ハウジングできるデジカメを買おうという計画があって、そのために急いでビックカメラに向かいます。こういうところ福岡は便利。市街地まで地下鉄で数分です。

デジカメをわざわざ買おうというのは、マクロ撮影できるカメラで防水のが欲しかったんです。今のところ水中撮影できるのは防水のコンパクトカメラ(キャノン)とSONYのDVの二つ。DVはマクロに近い使い方ができるものの使い勝手(バッテリーの持ちとかスイッチ入れてからの立ち上がり時間とか)がいまいち。そしてコンパクトカメラはマクロの設定が40cmの固定焦点。それでも十分贅沢だと思うんですが、たまにしか行けない西表島で、全力を尽くして楽しめなくてどうすんだよって思いがあって、今回マクロ撮影はどうしてもはずせないことの一つだったんです。

今持っているデジカメがFUJIのFINEPIXで、マクロ撮影はもちろんその他機能も含めすこぶるお気に入り、これのハウジングがあれば一番よかったんですけど・・・残念ながら純正の物はありません。で、ここで純正のものはという書き方をしたのには理由があり、今日、出発数十分前という段階で純正でないハウジングが市販されているのを発見してしまい、大変悔しい思いをしたからなんです。あー悔しい、でも来年また来ることを夢見てその時に備えて購入したいと思います。

さて、結局デジカメの新規購入はせず、急いでまた空港に向かいます。ところがここでアクシデント発生。目の前でおばちゃんに邪魔されて空港行きを見逃してしまい時間的にかなりぎりぎりになってあせっていたのか、次の電車を空港行きと間違えて途中で違う方面に分岐する線に乗ってしまいました。分岐点を一駅過ぎたあたりでそれに気づいて急いで引き返すも結局券面に記載されている出発時刻10分前には間に合わず。空港に着いた時点ですでに名前がアナウンスされていました・・・まあ、出発時刻そのものには間に合ったんですけどね・・・。

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なんだかんだで飛行機は飛び立ち、無事石垣島に到着。

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西表島にはここから船で30分です。石垣空港から離島桟橋に向かうタクシー内で行き先を告げたあとに運転手が「どこにいくの?」と聞くんで「西表島に」と答えるとそれ以来運転手はだんまり。石垣では島内観光をタクシーでする場合が多いのですが、それの対象にならない客ってのは美味しくないようです。観光地化するとこういうところがちょっとやな感じです。

離島桟橋につくと、西表島への船が20分後か2時間後どちらかしかありませんでした。しょうがないので20分後にしていそいでA&W(ハンバーガーショップ)のハンバーガーを買ってきて船の中で食うことに。このチェーンは沖縄ローカルだと思うんですが、なかなかおいしくて僕は好きなんです。でも一つ一つのサイズがでかくて、とくにジュース類はレギュラーで本土のラージクラス。外人さんってよく食うんだろうなあ。

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さて西表島に着いて無事宿に。今回は、タイミングが合えば体験ダイビングなるものをやってみようと思っていて、事前に確認していたところ「前日までに申し込めば大丈夫です」とのことだったので、フロントにて体験ダイビングの申し込みをしようとしました。ところが担当者に聞いてみると難しいとのこと。夕食のときに返事しますとのことでした。おいおい、ちゃんとしてくれー。前から思っていたんですが、西表島って来たい人はほっといても来るし、特に民宿レベルの宿でちょっと小綺麗なとこになるとお客のご機嫌を取らなくても繁忙期には満員になるのが保証されてるようなもんなんで、サービス業な意識がすごく薄いんですよね。何でもわりと適当。それがいい人はいいんでしょうけど。僕は根がそういうのダメな方で、最低限言うことやることはつじつま合わせて欲しいなあと思う次第です。

で、結局体験ダイビングは行けることになったのですが、それはライセンス持ちの人たちのFUN DIVINGに同行して脇で潜る的な感じらしくて、「体験ダイビングが終わってもライセンス持ちの人たちが潜り終えるまで帰れませんがその点ご了承下さい」とのこと。おいおい、それも違うだろう。それぞれについてそれぞれの目的で来てそれぞれの目的に金払うわけだから、どちらかの行動で他方にしわ寄せが行くようなことすんなよー。それならそれで広告に体験ダイビングを売りにするようなうたい文句を入れないで欲しいです。あんたらはライセンス持ってないんだけどおまけで連れていってあげるんだよ的な感じがしてひどく悲しいです。よくよく聞くとここではシュノーケリングツアーも同じ船で行くらしい。シュノーケリングの人なんかもっと嫌だろうなあ。ちなみに今回の宿は「ペンション星の砂」というところです。もし西表行かれる方がいらっしゃったらその点ご注意下さい。

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(でまあ少し時間は戻りますが)気を取り直して星砂の浜で早速泳ぎました。ちゃぽっと足を踏み入れてみると水はもう温んでいます。思い切って頭まで遣ってみると、そこには楽園が。もともと生き物を見ることを目的に行ってるんで、もうそれだけでも幸せ。たとえば明日体験ダイビング行けなかったとしてもここで浮かんでるだけで2-3日ならすぐに経っちゃう位の幸せ。特に今日は大潮の最終日ぐらいで、ちょうど引き潮だったので、普段深くて見れないところもそこそこ見れて満喫。これだけでももう来た甲斐ありました。

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今日はまだ移動日。明日からが本番です。とりあえず明日の体験ダイビング、どうなるんでしょうか。ちょっとしたけちはついたものの、楽しみ楽しみ。